フィリピンで就職を決めた理由。何のメリットがある?

2017/10/25    執筆者:ヘイショー

2012年にオーストラリアのTAFEで1年間Web開発の勉強を終えた後、日本に帰るか、もしくは海外で仕事を探すかの選択に迫られていました。しかし2012年末の日本は不景気で、日本で希望する仕事が見つかるか心配だった為、在学中の時からオンラインで仕事探しを行いました

 

海外で就職活動した結果

日本の就職活動は日本国内に在住しないと難しいので日本の会社には応募できなかったのですが、とりあえずアジア各国の生活情報掲示板からWebデザインなどの求人に応募しました。結果、バリの会社(観光会社の社内Webデザイナー)、シンガポールの会社(ECサイト制作のWebデザイナー)、フィリピンの会社(ECサイトの社内Webディレクター)、の3社からオファーを頂きました。

3社も受かってラッキーだったと思いましたが、今思えばこの3社は多少怪しい会社だったので未経験に近い自分のような者でも内定を頂けたのかなと思います。

 

オファーをもらった3社の業務内容と職種

まずはバリの会社ですが、ここは完全なWebデザイナーの職種で、入社すればWebデザインの経験を積むことができるかなと思いました。しかし労働条件が「1年目手取り10万、研修期間手取り5万、週休1日」という過酷な労働条件でした。「頑張れば頑張るだけ昇給する」とは言われましたが、ほんとかな~という感じでした。

シンガポールの会社は、月給3000ドル、職種もECサイト制作と、なかなか良いと思ったのですが、制作するECの内容が怪しい商品を販売するサイトだったのです。ズバリ言うと、日本で認可の下りていない「新薬」を海外からECサイトから販売すると言ったものでした。ネットで調べると、いろいろと悪い噂が出てきたのでここもお断りさせて頂きました。

フィリピンの会社は平行輸入品をECサイトで販売するという、こちらも褒められた内容の仕事ではありませんでした。そこの職種はWebディレクター / Webマーケティングでしたが、最終的にここの会社に就職しました。

海外のIT企業というのはけっこうグレーな事業をしている会社が多いのかもしれないですね。

 

 

フィリピンで就職するメリット

私が思う、フィリピンで就職するメリットについてですが、一つは若くしてマネージャー職が経験できるという事です。自分の会社では、Webデザイナー、グラフィックを統括する立場としてWebサイトのディレクション業務を経験させて頂けた事は自分にとって良い経験になったと思います。

逆にデメリットは、実力もないのに管理職を経験してしまう事によって、天狗になってしまいがちな事ですね。後は、ビジネスのスキルを磨く環境としては日本より劣るという所ですね。海外ではおもしろい人は多いですが、やはり日本で働いていた頃の方が、実力のある方と巡り合う機会が多かったと思います。

 

海外の中小企業で働く際に気をつける事

「お給料は頑張れば頑張るだけ昇給する」という言葉はあまり当てにしない方がいいと思います。チャンスがあるとすれば入社前と退社覚悟で交渉する時くらいでしょうか。。もちろん景気のいい会社は別でしょうが。。

 

 フィリピンで安い人件費を活用するメリット

フィリピンには優秀で賃金の安い人材が多いと聞いた事がある人も多いかもしれません。私がWebマーケティングという業種を経験するに当たり、一つ頭に思い描いていたことは、フィリピンのプログラマーやデザイナーをうまく使ってWebサイトを安価に制作できれば、日本の会社に太刀打ちできるのでは、という事でした。

実際に経験してみた感想ですが、やり方によっては可能だと思います。

ただし、今はWebサイトが簡単に作れるサービスもどんどん登場しているし、クラウドソーシングなどで安く海外に外注もできるので、フィリピンにわざわざ来て、フィリピン人を選ぶ必要もないのかなと思います。

それから、英語のサイトと日本語のサイトのデザインの違いを矯正しなければならない事も一つの問題です。個人的な感想ですが、簡単なWebサイトのようなデザインがある程度重要視されるタスクではメリットが薄いような気がします。プログラミングをフルに使うサイトなどでは別でしょうが。。ただ、デザインは日本人が作ってHTMLのコードだけ組んでもらうとかであれば全然OKですね。

まあその場合はインドとかバングラディッシュとかのコーダーの方が安いかもしれませんが。

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